52)身近で起きた2000年問題   99.7.27

 コンピューターが誤作動するおそれのある「西暦2000年」問題が世間をにぎわせているが、よそ事だと思っていた2000年問題が足下で発生した。現役時代、素人の生かじりで作ったソフトがまだ実用に供されていて、2000年問題が起きたと、古巣からSOSが来たのだ。

 問題のソフトは、OSはMS−DOS。データベースソフトの「桐」を使って、貸しホールの予約業務をこなすプログラムをでっちあげたものだ。例によって年号は2桁にしてある。99年12月31日の次に2000年1月1日を打ち込んだら、1900年と判断して曜日が狂うというトラブルだった。なにしろ4〜5年前に作って、その後、脳味噌はWindows一色に塗り変わっているから、解決できるかどうか全く自信はなかった。

 昨日、のぞく機会があったので、なつかしのMS−DOS機と対面した。かすかな記憶を頼りに修正したら、幸いなことに解決した。高度な計算をするようなシロモノではなかったら、よかったものの実のところ冷や汗ものだった。素人の作品とはいえ、業務に使っていて、結構重宝してもらっているから、責任重大。うまくいかなかったら「どうしようか」と思案していたのだから。

 ところで、先日クレジット会社から期日の更新されたカードが送られてきた。新しい有効期間の年号は2桁のままである。黄色い注意書きが入っていて「海外で使用不可と言われたら、英文or仏文の説明書を見せろ」という。なんと無責任な、と思うのは私だけだろうか。


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