76)国際郵便で目が点    2003.9.4

 国際郵便をしょっちゅう送るフロリダの娘から「このSAL(エコノミー航空)の料金は、なんでこんなにバカ高いの?」というメールが飛びこんできた。娘の知り合い(大阪在住)から、安治川口駅前郵便局を通じて送ってもらったSAL。メールに添付されてきた表書きを見ると、重さが「746.5g」で送料は「2,700円」。いつもやりとりするSALの3倍。娘が飛び上がるのも無理はない。エアメールの封書でも、2,060円。保険付きの速達でもこんなにしないのに、バカバカしいとは、このことだろう。

 SALは航空便と船便との中間的な国際郵便で、航空便に比べ届くのに時間はかかるが、料金の安いのが売り。ところが、利用し慣れているはずの我が家でも知らなかった落とし穴があったわけだ。

 娘がインターネットを通じて郵政公社に調査を依頼した結果、監察室?やら安治川口駅前郵便局の局長さんから頂いた電話で、SALは2種あって、その料金に3倍もの差があることがわかった。いつも利用しているのはSAL(小型包装物)で、この重さなら880円。ところが、今回2,700円も取られたのは、SAL(小包)だという。どう違うのかは、いまいちわからない。結局、こんなことが起こった原因は、(1)娘から差出人に対するSALの説明が徹底していなかったこと(2)差出人が不勉強で、かつ大らかだったこと(3)郵便局員の対応がきわめて不親切だったこと−−が重なったためだと、推察される。郵便局員が単純に計算を間違ったわけではないから、今回は1円も返していただけないのは、言うまでもない。

 しかし、消費者という立場で考えると、今回の郵便局員の対応には全く納得がいかない。3分の1の料金で送れる方法があるのなら、アドバイスするのが当然ではないか。局長さんは「お客様がSAL小包とおっしゃったから」の一点張りである。民間会社のトップなら、こんな言い訳で逃げたりはしない。小泉首相は郵政民営化論を唱えて苦労しておられるが、いくら組織を変えたって、属する人がこんなではお先はしれているのではないか。 


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