“Orlando,Florida”で受験,“EXTRA”に合格       03.6.4 記
 Orlandoにやって来て3日目の6月4日(米国東部時間)午後4時半、娘宅を出発、地元のハムクラブ“OARC”(Orlando Amateur Radio Club)がスポンサーの試験会場である“Beardall Senior Center”に向かった。「いざ、出陣」とは、このことか。敵地ではないけれども、日本語ゼロの世界に飛び込んでいくのは、やはり出陣がふさわしい心境である。
 事前に責任者の“KK1B/Hal”からメールで地理案内をもらっていたので、迷わず会場へ。駐車場にアンテナのついた車が勢ぞろいしていたので、「間違いない」と、ホッ。といっても、運転していたのは娘だが・・・。それにしても、巨大なアンテナをつけた巨大な車の多いこと。車社会アメリカのハム事情を思わせる風景に納得。
 玄関を入るとロビー。すぐ右手にあるオフィスで部屋を聞いて、それらしき会場へ。「ハムの試験」なんて看板はないから、少々不安。入り口にたむろしていた数人に“Is this the room for ham radio testing ?”と怪しげな英語で尋ねたら“Yes”。“I'm from JAPAN, JA3AVO”と挨拶、数人が“Oh, nice to meet you.”と、ニッコリ。首からIDをぶら下げている人、いない人。VEと受験者は顔なじみが多くて、試験前のひと時、ごちゃまぜになって談笑しているらしい。こちとら、その輪に加わるというわけにも参らぬので、近くの椅子にひっそりと座って待つ。後ろに座ったおじさんは、問題集とニラメッコしている。
 定刻5時半の少し前、どうやら受付が始まったらしいので、列に加わる。見えないけれども、みなIDは運転免許証を出しているようだ。アメリカ市民ならみな持っているSSN(Social Security Number)カードには写真は貼ってないそうだから、見せているのは運転免許だろう。私がパスポートを出すと、運転免許証との落差が大きかったせいか、受付のVEが“Oh !!!”と大げさな声をあげた。あとでわかったのだが、この人が“Hal”さんだった。N4AVOのライセンスとコピーを提出、$12.を払って、筆記試験場の隣室へ。

 ロの字型にテーブルの並んだ部屋が筆記試験会場で、受験者は20人近く。先客はもう問題に取り組んでいる。70歳を過ぎた夫婦もいたりして、いかにもアメリカらしい。いよいよ日本男児の挑戦開始。出足は快調。迷う問題がない。電卓を使ったのも、1回だけ。計算問題は暗算や簡易暗記法でOKのものばかり。ラッキー!! 50問を30分くらいで片付けて“Finish”と、ロの字テーブルの中にいるVEに声をかける。すぐ横で採点をしているのが見えるが、どれが自分のかはよくわからない。穴の開いたプラスチックの板を当てて、3人のVECがチェックする風景は(当たり前だが)日本と同じ。VEと受験者との間を書類を持って動くVEのおじさん(というより、おじいさん)が大げさに「合格」なんて言ってくれないので、様子がいまいちわからない。待つことしばし。このおじさん?が免許申請用紙「Form605」をくれたので、「あっ合格したらしい」とわかる。資格の“Grade up”のみにチェックして、コールは現在の“N4AVO”をキープすることにして提出。

 書類一式を受け取って、最終チェックの出口へ。“Hal”が“Oh, fifty. You studied hard !”と声をあげたので、50点満点だったことがわかる。隣の会長さんらしい貫禄のあるハム、それに女性ハムの3人から「おめでとう」の握手攻め。握手は3人の計3回では終わらなかった。ここで最後に書いた書類は、どうやらクラブの入会用紙で、合格者は年内会費が無料らしい。女性ハムが「ミーティングに参加していかないか」と言ってくれたが、「娘と孫が外で待ってるので」と断って、CSCE=写真=を受け取り、また握手して会場を後にした。
 このクラブは毎月第1水曜日にVEC試験を実施して、そのあと7時半からミーティングを行っている。そのうち、機会があれば(娘の通訳つきで)参加してみよう。Hi   inserted by FC2 system