【公共厠所】

 例によって、旅のホームページでは必ずトイレのことを書くことにしている。公共厠所。わかりやすいですね。でも、ヤングには“厠”(かわや)なんて漢字はわからないかもしれない。写真のように“WC”と併記してあるので、“大丈夫”でしょうが・・・。町中の公共厠所は有料が多いけれども、普通は2角(3円弱)くらい。上海の目抜き通りでは0.5元(約7円)と、高めだった。女性用では、カギのついてないトイレが多く、ついているトイレでも、カギをかけない習慣なのか、うちの奥さんは何度かギョッとしたそうだ。

 同じ漢字を使う国とはいえ、簡体字が多用されていると、いまひとつピンとこなくて、わかりにくい。入出国書類など裏の英文のほうがわかりやすいくらいだ。町の中でも、英語表示の方がわかりやすいことの多かったのは、皮肉。でも、チンプンカンプンの非英語圏のことを思えば、楽なことは言うまでもない。

 同じ漢字でも、その意味が日本と中国では大違いという例はよく言われるが、「愛人」が結婚する相手のことだとは、初めて知った。日本では人前で「この人は私の愛人です」と紹介など出来ないが、中国では堂々とできるのだから、日本語の化け方も尋常ではない。
 日本に来た留学生が戸惑うのが、銭湯の「男湯」に「女湯」だとか。中国では「湯」は「スープ」のことだそうだから、「男のスープ」「女のスープ」には、さぞ驚いたことだろう。中国では、「浴室」という看板を時々見かけたが、これが日本で言う銭湯だろうか??
 上記のWCのところで書いた“大丈夫”は、日本語では「問題なし」とか「いいですよ」とかの意味だが、中国では“丈夫”はダンナのことだというから、ややこしい。 inserted by FC2 system