【開局申請】 1958.12.30
 1958年(昭和33年)も押し詰まった12月30日、無線局免許の申請を出しました。図は、申請書の添付図面です。  送信機の終段管は、当時定番のUY-807。日本橋のジャンク屋で買ったオンボロで、頭のプレート・キャップがなくて、直接リード線を半田付けしました。乱暴な話しです。

 変調器は、ちょっと風情があって、6V6のプッシュプル。チョークコイルを使った、当時これまた定番に近いハイシング変調でした。  VFOをつくる資金と技術がなくて、水晶発振。開局時は、水晶片が2〜3個しかなくて、まるでアマチュア無線再開時の「スポット周波数」割り当て同然。3.5MHzと7MHzののみ、電力10Wの申請でした。

 敷地が狭くて、アンテナはTVフィーダーを利用したフォールデッド・ダイポール。いま思うと、安上がりのアンテナですが、結構飛びました。屋根瓦を割って、よく父に叱られました。ご近所では、しょっちゅう屋根に上がって、線を引っ張りまわしている「けったいな」高校生でした。 inserted by FC2 system