【モナコ】  2002.1.6
 マントンからニース寄りにSNCFで10分も戻れば、あのグレース・ケリーとカジノで有名な小国モナコ。国連にも加盟している独立国だが、フランスのコート・ダジュール地方の一都市にちょっと立ち寄るという雰囲気。パスポートなんて見せることもない。

 文字通り小さい国だから、観光のポイントはのんびり歩いて回れる範囲にある。まず、モンテカルロ駅を出て南に6、700mも歩くと海っぺりの丘の上に王宮=写真右=がある。オフシーズンのいまは内部を見学できなかったが、衛兵のいる広場周辺を散策するのは可能で、ひとときモナコ王家に思いを馳せることができ、地中海の美しさも堪能した。残念ながら、1日1回11時55分の衛兵交代には出会えなかった。王宮から海岸沿いの一帯は庭園になっていて、カテドラルや、海を愛したアルベール1世(現レーニエ大公の曽祖父)がカジノの収益でつくった海洋博物館などがある。

 駅側に戻って海岸沿いを北上すると、グラン・カジノ=写真左=にぶつかる。設計者はパリのオペラ座を造ったガルニエ。スニーカーをはいたラフな格好では、夜は入れないそうだが、昼間は絢爛豪華なロビーを見学することができた。入り口で「ムッシュー」なんとかかんとかと言われたが、どうやら「ブルゾンとカメラをクロークに預けろ」と言ったらしい。入り口を入ってすぐ右側には、入場無料のスロットマシーン・ルームがあって、少しだけ優雅なカジノの雰囲気を味わえる。夜の入場にはパスポートが必要など厳しいらしい。

 余談だが、このカジノにあるトイレの仕掛けにはビックリした。くわしくは、我が旅行記では必ず一筆する「トイレ編」で紹介することにする。 inserted by FC2 system