【風車村 Zaanse Schans】

 オランダと言えば、風車。しかし、まとまって残っているところは少ないそうで、この写真はアムステルダムから鉄道で30分もあれば行ける“風車の村”ザーンセ・スカンス(Zaanse Schans)というところ。ザーン川の橋の上からのぞむ風車群はまさに「絶景かな」だった。 ★★ 拡大ワイド画面はこちらへ ★★

 ザーン・セスカンスは、アムステルダムからはアルクマール(Alkmar)行きに乗って、コーフ・ザーンデイク(Koog Zaandjik)で降りる。驚いたことに無人駅。 帰りの切符はホームの自動券売機で買う。この日、アムステルダム駅で後ろに並んでいた女性に教えてもらいながら自動券売機に挑戦しておいてよかった。駅前からは案内表示に従って500mほど歩けば着く。途中にも1基ポツンと風車があって、レストランになっていた。

 かつてザーン地方には約1,000基の風車が立ち並んで、世界初の工業地帯を誇っていたそうだが、現在はザーン地方風車協会によって10基の産業用風車が保存・管理されているとのこと。この風車村にはザーン地方特有のグリーンの壁と白い窓枠の伝統的な民家も集められて、日本の明治村のような存在。村への入場料は特に必要でなく、今も実働している染料製造用風車「デ・カット」の見学には、2.5ユーロの入場料がいる。保存にはこの地方の有力企業だけでなく多くのスポンサーが協力しているようで、「デ・カット」の入場券に“This ticket is sponsored by CANON”と印刷されていたのには驚いた。

 風車はすぐそばで見ると遠景からは想像できないほど大きいが、内部に入ってみてギア類の巨大さには改めて驚いた。風のないときに人力で動かす大きな舵輪があって、木靴をはいたオジサンが足で踏んで動かす実演を見せてくれた。この風車では今でも実際に染料がつくられていて、1Fの売店でいろんな染料が販売されている。

 日本語ではないが、くわしいホームページは、http://www.zaansemolen.nl へ。 inserted by FC2 system