【国境】

 3国のうちヴィザのいるのは真ん中のラトヴィアだけ。高速道路に設けられた国境は料金所のような風情。エストニアの国境を出るときはノーチェック。200mほど先にあるラトヴィアへの入国は時間がかかる。若くてハンサムな係官が乗り込んできて、一人一人パスポートの顔写真と本人を見比べてチェックする。しかし、表情はニコヤカだ。まとめてパスポートを持っていって戻るまでに約30分。その間、トイレと両替所へ。ここのトイレは有料だが、まだラトヴィアに入国していないから、エストニアのお金で3クローン(約30円)。

 ラトヴィアのヴィザ Visa/Latvia=写真は団体なので、個々に持つのはコピー。係官のご機嫌が悪いときには呈示を求められることもあるそうで、ラトヴィア滞在中は常時携帯するようにと注意された。この団体ヴィザにはツアー参加者の名簿がついていて、年齢がみな載っている。先頭に私の名があって、いつも一番に呼ばれるから真っ先に名前を覚えられて「若いわねえ」と、しょっちゅうオバサン軍団に冷やかされた。

 ラトヴィアを出国するときも、係官がいったんパスポートを集める。リトアニアへの入国は、女性係官がニコヤカな表情でパスポートをチェックするだけ。スタンプは押さない。ここの両替所では、リタがなくなって両替できなかった。リトアニアに入って、珍しくあったサービスエリアではラトヴィアのラットもUSドルも使えず、30人近くの団体さんがぞろぞろと行列して「無料」トイレを利用しただけだった。 inserted by FC2 system