【博物館】

 バルト3国の狭い旧市街には、博物館がひしめいている。とても回りきれない ほどある。名前を並べてみて「何だろう」と考えるだけでも楽しくなる。

 まず、エストニアのタリン。エストニア歴史博物館を筆頭に、海洋博物館、工 芸博物館、自然史博物館、市政博物館、演劇と音楽史の博物館etc...市庁舎監獄 なんて博物館もある。元はロシアの将校のために建てられたマーリヤマエ宮殿も、 エストニアの歴史資料が展示されている。町の西にあるエストニア野外博物館は、 いわゆる民族博物館で、17世紀からの木造建築が移築されて展示されている。
 タリンの博物館巡りをするときに便利なのが、タリンカード。3種あり、24時間有効のカードが約2000円。インフォメーション・センターやホテルなどで買える。
写真右=エストニア・タリンの工芸博物館 Tarbekunstimuuseum/Estonia

 ラトヴィアの首都リーガには、ラトヴィア歴史博物館、ラトヴィア軍事博物館、 リーガの歴史と海運の博物館、工芸博物館、ラトヴィア写真博物館、占領博物館、 薬局博物館、薬学史博物館、ラトヴィア文化博物館etc...タリンに負けない数の 博物館がひしめいていて、町の中を当てもなくさまよっていると、しょっちゅう 博物館に遭遇する。町に東には、やはりラトヴィア民族野外博物館があり、ツア ーにはここのオプションが付き物だ。大統領官邸として使われているリーガ城に も、3つの博物館が入っている。

 最後に訪れたリトアニアの首都ヴィリニュスには、リトアニア民俗歴史博物館、 工芸博物館などお決まりのネーミングに加えて、ユダヤ博物館、KGB博物館の 存在が他の2国と一味ちがうところ。我々は中に入れなかったが、衝撃的な展示 が胸を打つという。ゲディミナス城もかつての武器庫や塔(城博物館)が博物館 として使われている。郊外の森と湖に囲まれたトラカイ城も戦史に関する資料を 豊富に集めた博物館になっており、城の景観とともに十分楽しめる。
  (写真左は、リトアニアのトラカイ城で。なぜかハーレイ・ダビッドソンが。銘板の年号は1938年 inserted by FC2 system